IT系企業の職場の変化

IT系企業のオフィスは、最新の設備が導入されており、かなり革新的・先進的なイメージがあります。
しかし、昔ながらの慣習の良さを残しつつ、IT系の仕事を続けている会社も少なくありません。
ただ、最近では各社員がモバイル端末を扱い、いつでも何処でも仕事ができる環境を持っていますので、オフィスにいたとしても、必ず自分の席に留まる必要はありません。
このようなことから、決まった席を設けないフリーレイアウト制となっているオフィスが段々と増えてきています。
一方で担当者が外出中なのか、いるのか把握できるように人感センサーで、個別認識できるオフィス設備を導入している企業も増えてきています。
必ず席にいる必要がないにしても、社員ひとり一人の行動管理が明確に分かるようにしておくことが大切なので、たとえIT企業でもこの当たりは、厳しく管理していくことが求められています。
ネットとパソコンがあれば、色々な仕事ができますが、この点だけは昔と考え方が変わらないことかもしれません。

仕事の時間が制限されるようになった

ITの職場は、仕事の時間がばらばらになりやすく、会社で仕事をしている時間が一定にならない傾向がありました。なるべく一定の時間で仕事を行うように、仕事量の調整などを行っていましたが、それでも残業時間が長かったり、時には早く仕事が終わってしまい、早く帰宅することもありました。早く帰れるのは良いですが、残業が相当長くなることも珍しくありません。
ここ最近になって、ITの職場のしごとの時間が制限されるようになり、一定の時間を経過した時点で帰宅するように指示されています。無理な残業を減らすようにして、仕事を行いやすくしていることと、体調の管理が個人でも行えるように調整してくれたのは良かったです。
これからは体調の管理まで含めて、仕事の面では考えていくことになりそうです。ただ、仕事の時間が制限されて、残業を行うような状況が減っていることは事実なので、今後共残業が減らしながら、どんどん仕事ができるような環境にしていきたいです。

先進的なフリーアドレスオフィス

IT企業の職場と言えば昔ながらの汚く雑然としたイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかしながら実態は今はそんな事はありません。なんといっても若い人材を確保するためには働く環境も非常に重要になってくるからです。きれいに整ったオフィスにフリーアドレスで無線LANがきちんと整っていると言うのが当たり前です。もちろんのことながら自動販売機でジュースが変えたり、場合によってはコーヒーのサーバーがあって自由に購入することができます。食堂の設備がない場合には補助金が出たり、分煙がきちんとなされていると言うのが当たり前の環境です。 IT業界にかかわらずこのような職場環境は若い人材を集めるためには当たり前の状態です。実際に働く前からインターンで職場を学生に体験させることが必要になっている以上は必ず整備しておかなければ人材が集まらなくなるといえます。
必要なインフラ整備の1つとしてこれからも投資が必要でしょう。

チームでの仕事の方法

IT業界ではもともとは突出したプログラマーやデザイナーが仕事をどんどん進めていくようなイメージがあったと思います。しかし時代は大きく変わりました。突出したプログラマーやデザイナーだけでこなせる仕事には限りがありチームやプロジェクトマネジメントとしてクライアントの要求に応えていく仕事の進め方でなければ受注してもまかないきれないのが実態です。ですから天才プログラマーやデザイナーではなくプロジェクトマネジメントのスキルを持った人材が必要となっています。
ですから個別の能力を持っていても、組織としての仕事がうまくできないようであれば、企業の中でのし上がっていくことが難しい世の中になっています。これからは、人材不足もあり自分たちの会社だけで片付けるのではなくうまく外部との緩やかな連携を検討しながら仕事を進めていくようなやり方が重要になってきます。もちろんのことながら求められる人材もこれから変わっていくことになるでしょう。

時間管理の変化

今でこそ部落企業と言う言葉や労務管理の適正化と言う言葉が一般的になりIT業界でもきちんとした労務管理が当たり前のようになっています。しかしながら一昔前は全くそんな事はありませんでした。深夜まで電気がついていたり、クライアントの納期やプロジェクトの山場に差し掛かると必ず職場で寝泊まりするような輩がたくさんいたのは当たり前です。
これを古き良き時代と呼ぶのか1つ間違えば危険な労働状態だったのかと言うのは微妙なところです。
ここ数年で新しく入社してくる社員にとってはIT業界は労働時間も適正に管理されているし職場環境も整っていると言うのが当たり前になっているのではないでしょうか。食堂がきちんとあり、休みもきちんと取ることができ、福利厚生も整っていると言うのが当たり前のような状態だからです。
若い人材を集めるためにはこのようなインフラ整備が重要だと言うのは承知していますが古き良き時代の働き方も体験してほしいというのが少し上の世代の思いではあります。

徹夜作業が大幅に減りました

以前のIT業界の職場と言えば、遅くまでの残業は当たり前で、それ以外にも毎日誰かしらが徹夜勤務をしているような職場でした。特に企業向けのサービスのメンテナンスやエンハンスを行う場合はそう言う仕事の仕方を強いられました。
と言うのも、以前はハードウエアの価格が高く、冗長化されていないシステムが多く、サービス停止を伴うメンテナンスやエンハンスの本番搭載は、エンドユーザの利用が少ない夜間に、サービス停止時間を設定し作業していたためです。
ところが、最近では、ハードウエアの価格の下落に伴い、冗長化しないシステム構築は、よっぽど特別な理由がない限り行いませんので、サービス停止を伴う作業を行う場合でも、冗長化されたシステムでは一系統ずつ止めて作業を行うことにより、エンドユーザ目線からはサービス停止をしていない状態で、ほとんどの作業ができるようになりました。このため、本来の業務時間内に作業を行うことができる場合が多くなり、徹夜作業の回数は大幅に減りました。